中東のLGBT難民に

RRCJは現在コンタクトがある3人の中東地域のLGBT難民つまり、トルコUNHCRから難民認定書をもらっているイラン人同性愛者の難民、
トルコUNHCRに登録してあるリビア人同性愛者の難民、ヨルダンUNHCRに登録してあるイエメン人同性愛者の難民の第三国定住を求めるメールをそれぞれのUNHCRに送りました。

 

トルコのイラン人の方は直接RRCJのサイトを見つけてくれて、コンタクトを取り始め、早いもので2年になります。

その間まったく変化なしです。正規の仕事にはつけず、不安定な状況です。 もっとも恐れることは、トルコはイランとの間で犯罪者引き渡し条約を結んでおり、同性愛者はイランに引き渡され死刑になることもあります。たまたまイランの親戚が彼がトルコに逃げたことを知らないだけです。

実際、イランに引き渡され、死刑になった同性愛者の難民がいるそうです。

トルコには1000人くらいのLGBT難民がいると言われています。安全だと判断されてしまい、UNHCRの第三国定住はかなり減っているそうです。

カナダのLGBT難民支援者によると、ケニアのほうがトルコよりLGBT難民にとって危険と判断され、ケニアからの受け入れを増やし、トルコからは減らしたそうです。

アメリカのバイデン政権がトルコからイラン人などのLGBT難民を受け入れてほしいと思います。
RRCJはトルコの日本大使館にもこのイラン人の難民に関しメールを送りました。