カクマ便り

クリスマス期間にスーダン人からの攻撃が多かったのは、UNHCR職員が休みでいないので、それを知っていてホモフォビックなスーダン人はLGBTI難民を攻撃してきていたようです。2018年のクリスマスイブにも重症を負ったLGBTI難民がいました。

現在、カクマ4にほとんどのLGBTI難民は移されました。

しかし、ホモフォビックな難民からの襲撃におびえ、シェルターに行けない者もいます。

現在また14人のLGBTI難民はレセプションセンターの前で野宿しています。(レセプションターにはUNHCR職員がいるので、少しは安全だと考えているからです。)

わたしが、2019年の7月からフォローしているアフガニスタン人のレズビアンもずっと野宿です。

雨が降ってもシートのボロを木に引っ掛けただけの場所でなんと8か月難民キャンプで野宿しています。

LGBTI難民には、国連は安全なシェルターを与えていません。

2009年以降で、LGBTI難民の野宿の期間としては最長記録になっています。

つまり、それだけ、LGBTI難民が多くて目立ち、隠れる場所がないということです。

シェルターのほうが、火を付けられたり、ナイフを持ったスーダン人が入ってきても逃げようがなく、刺される場合も多いからです。