Willy Mutungaは最高裁判事だった方ですが、過去に独裁政権と戦ってきたかたです。今でもケニアは選挙の度に殺人まで起こるのですが。
このビデオにあるように社会の分断と独裁政治は関係あります。
彼は、現在LGBTアライを公言しています。現在ケニアのフォード財団にいます。ケニアのフォード財団は、アメリカからオープンリーゲイの方が就任したニュースも過去にありました。そのときは、ケニアを変えてくれるだろうと皆が期待しました。
LGBT難民にフォードが支援してくれるかと期待もありましたが、そこまで支援者はフォードにコネがありませんでした。
その後、2019年の5月、ケニアのソドミー法存続が裁判で決まってしまいました。判事の中には、彼のような人権派は現在少ないのでしょう。
独裁は、社会の分断を利用します。そして、LGBTがよくそれに利用されます。アフリカだけではありません。ロシアもそうです。
Willy Mutungaは、そういうことがわかっているので、LGBTアライを公言しているのだと思います。
ビデオをみるとそういう視点が伝わってくると思います。彼のような判事ばかりならケニアはインドのように同性愛者を罰する法律をなくすことができたでしょう。
日本の某大学の研究会のように独裁政治とLGBT迫害は関係がないという視点だと、国連の視点とは大きくずれていると言わざるを得ません。