アメリカのLGBTQI+難民支援団体のORAMは4か月前にカクマ難民キャンプのLGBTQI+難民にアンケート調査を実施しました。
主にウガンダ人の代表者を難民の中から選んで調査させたようです。
以前からRRCJも書いてることですが、キャンプ内での差別によって、LGBTQI+難民は必要な機関へのアクセスが制限されたり、他の難民のように仕事をもつことは困難であることなどが書いてあります。
彼らがキャンプに長く住むことは危険すぎるので第三国定住の早期再開などを求めています。
報告書の最初のほうに書いてありますが、カクマのLGBTQI+難民についての文献が極端に欠如しているという事実が、まだまだSOGIESCによる差別が研究者の中にもあることを示しています。LGBTQI+難民はカクマキャンプに2007年ころから住んでいるのに、調べようとしても文献がないのです。この報告書は当事者目線で書かれた貴重な文献となるでしょう。