7月17日ころウガンダで二人LGBTが撲殺されました。
ウガンダのLGBTコミュニティーやケニアに来ているウガンダ人LGBT難民の間では情報が共有されました。
しかし、ウガンダのニュースにはでなかったようです。
ウガンダでは同性愛者が”発見”されて”逮捕”されるとすぐ報道されます。そしてその人は社会に戻ることが出来なくなります。
ところが、LGBTが殺された場合住民は黙ってしまいます。
警察は犯人を捜すといい、何もしません。
何もしない理由は住民にも原因があります。たとえ犯人を知っていても警察に犯人が誰か言うことはLGBTの味方をしたことになり、今度はその人がLGBTかと疑われるからです。
そのため、LGBTを殺した犯人がウガンダで逮捕されることはありません。これもウガンダ人のLGBT難民が多い理由です。
この棺の中の方は、東京プライドハウスに難民生活を語る手記を展示させてもらったカクマキャンプのトランスジェンダーの友人です。
彼女は去年の逮捕で一年刑務所にいたあと、出所後すぐケニアに行って難民申請しました。
しかしこの友人はウガンダに残っていたのです。一度、LGBTだと公になった者には次に待っているのは死であると考えた彼女の判断は正しかったのです。