10月29日また別のウガンダ人同性愛者の難民が異性愛者の難民に襲われました。
カクマ難民キャンプはLGBTI難民にとって最悪の場所です。東アフリカで最もホモフォビックだといわれるスーダン人と一緒に住まないといけないからです。
UNHCRは安全面を改善するとコメントしたものの何もしていません。
LGBTIであるという理由で迫害を受ける難民は、ウガンダ人、ブルンジ人、ルワンダ人、コンゴ人、エチオピア人、ナイジェリア人、スーダン人などがいて、カクマ難民キャンプでLGBTI難民として登録できます。
ウガンダ人以外は母国での戦争が理由で難民になったと思われることがあるので、カクマキャンプにいることがLGBTIであることを意味しません。しかし、ウガンダでは戦争をしていないのでウガンダ人=LGBTI難民という認識がキャンプ内でされてしまっているせいで、襲われるのはほとんどがウガンダ人です。
現在RRCJはナイロビのLGBTI難民(2018年12月にUNHCRがカクマからナイロビに運んだ難民)を主に支援しています。彼らは少しづつカナダ、スウェーデンに第三国定住しているので、移住して必要なくなった費用をカクマにまわしています。
カクマではVictor(アメリカ在住のウガンダ人活動家のトランス男性)が主にblock13に支援していますが、そこに住んでいるのはカクマのLGBTI難民の半数程度です。わたしのところには、その周辺に住んでいるLGBTI難民から支援の依頼が来ています。