スウェーデンから

突然、わたしののwhatsappにスウェーデンに住んでる方からメッセージが入りました。元ウガンダ人のLGBTI難民かと思ったら、ケニア生まれでした。ケニア人は欧米に移住できない人がほとんどです。というのは、ケニア政府は、LGBTIは、”主張しなければ”いてもよいと認めているからです。彼は、数奇な人生でした。ケニアの大統領選の際、対立候補を支持する母親(彼がゲイなのに擁護した)は、教会のリーダーの闇の指示で、暗殺されました。(ケニアの大統領選では、対立候補を支持するとよく、暗殺されます) でも、これだけでは、ゲイであることと、政治との関連が不明です。
彼は、その後、タンザニアに逃げたり、ウガンダにも逃げました。ウガンダにいたとき、やはり、ゲイだという理由で逮捕されました。それがきっかけで、スウェーデン政府の保護下に入ったのです。
難民生活10年以上、40歳を過ぎて初めてスウェーデンに移住できたのです。
現在、彼は、ケニアのLGBTIではなく、ウガンダのLGBTIグループを支援しているとのこと。。。

こういう、お知らせが、いきなり入るのは、わたしにとってもてもありがたいことです。

スウェーデンは毎年、ケニアUNHCRに登録するLGBTI難民から数人受け入れています。日本は、皆無です。ナイロビ日本大使館は、その周囲に500人ものLGBTI難民が住んでいるのに、見たこともないといい、その存在すら否定しています。国連からは、蚊帳の外にいます。