2月15日の事件

2月15日カクマキャンプ block13 地区で再び放火がありました。他の難民はLGBT難民に強い殺意を持っています。

被害者はKatsibante Yasinです。ケニアUNHCRは何も助けてくれないので、他の国のUNHCR職員に読んでほしいので実名をあげて構わないとのこと。

真夜中、被害者の彼は自分のシェルターの周囲が燃えているのに気が付きました。

どうやら他の難民がシェルターの周囲にガソリンをまいて放火したらしいのです。

あわててシェルターから脱出しましたがこのように火傷を負いました。

死ななかったのが奇跡です。気が付くのが遅かったら間違いなく死んでいました。

 

1月、2月と立て続けに放火事件がありました。

いままでやや放火事件が減っていたのは、コロナの夜間外出禁止がキャンプでも厳しかったからでしょう。今は緩んでいるようです。

 

 

 

ウガンダ人がLGBT難民として難民登録できるのはケニアしかありません。そして新規の難民はすべてこのカクマblock13に送られます。ここはホモフォビックなスーダン人の地区です。

SNS では#FreeBlock13 というハッシュタグがLGBT難民と支援者の間に広がっています。

 

放課後10日たった昨日の火傷の状態。難民キャンプですから無料の治療は包帯を最初に巻いてくれるくらいです。

2018年まではRRCJは唯一キャンプのLGBTI難民を支援していたので、こういったケースで軟膏くらいは買ってあげることができました。

アメリカの支援グループがやってくれると良いのですが。現在RRCJはナイロビの都市部難民を主に支援しています。

コロナの外出禁止令がキャンプでは甘くなってきていますので、夜中に他の難民がLGBTI難民のシェルターまで来て放火するケースが増えています。