難民キャンプでケニア警察に殺されたLGBTI難民

 

16日、カクマ難民キャンプでLGBTI難民にケニア警察が発射した催涙ガスにより、レズビアンの子供(ゼロ歳児)が死亡しました。

ケニアではLGBTI難民に向かってケニア警察が催涙ガスを打ち込むことはよくあります。

しかし、UNHCRは彼らを守ろうとはしません。

他の難民に対し、ケニア警察が催涙ガスを使ったことは見たことがありません。

LGBTI難民だけに行われる仕打ちです。

ケニアUNHCRはツイッターで亡くなった子供の母親には何らかの支援をするとコメントしたものの、現在まで何もしていないようです。

一人の命が奪われたのに誰も責任をとらないのです。

幼児が病院に搬送後死亡したことに関し、警察はその子は地域住民に殺されたと嘘の情報をLGBTI難民に伝えてきましたが、医師のほうからの死因の報告で、やはり警察がLGBTI難民に発射した催涙ガスが死亡原因とわかったようです。

 

カクマキャンプではLGBTI難民は、ケニア警察から棒や鞭で叩かれたり、催涙ガスを浴びせられたりしています。

ケニアが同性愛者であるというだけで罪人にする法律を持っているせいで、UNHCRは難民キャンプでLGBTI難民を助けることはできません。

そのため第三国定住という制度があります。日本はまだ一人もこの制度を使ってLGBTI難民を受け入れていません。もうすでにニーズがないインドシナ難民に対してのみこの制度を適用しています。