牛久収容所問題を考える会

クルド 人の子供たちの劇で涙がでました。

あと、クルド 人の方のお話で、最近オリンピックのテロ対策だと銀行から連絡があり、口座を凍結されたとのこと。

わたしがどうしてLGBTとクルド 人を比べてしまうのかがわかりました。

ウガンダ、ケニアなどでは、政府がLGBTをテロリストとして認定しているからです。

実際、イスラム過激派のテロが起こったとき、逮捕されたのは罪もないLGBTでした。

そんなことを直接逮捕されたLGBT難民から聞いているからです。

日本では、テロとは無縁のクルド 人かテロリスト扱いされています。

わたしのどこから疑問が生じているのかというと、”テロリスト扱い”という部分からでした。

アメリカのトランプ大統領のトラベルバンのとき、多くのアメリカ人LGBTは、その政策に反対しました。

悲しいけど、日本でカムアウトして牛久の会に来たのは、石川大我さんとわたしだけのようです。

アメリカは、トランプ政権になって、アフリカ人のLGBT難民もテロリストとし、受け入れなくなりました。

中東から受け入れを停止しただけではありませんでした。

オリンピック対策で、難民をテロリスト扱いしている政府に、日本のLGBTはもっと敏感になってもいいと思います。

なぜなら、一歩間違えば、わたしたちも同じことをされていたからです。

(もし、オリンピックの開催条件にLGBTに配慮することが書かれていなかったらどうなっていたでしょう?
LGBTに対する差別は逆に激しくなったに違いありません。牛久などで被収容者に現在LGBTは一人も存在せず、LGBTでない難民が収容されているという現状は、ここから来ています。)

 

 

あと、一言、この報告会からの報告でここに書くとすれば、空港でのスクリーニングとして、そこでインタビューがあるかないかということです。

イギリス、韓国ではそれがあります。

日本では、難民の可能性が高い人も収容所に入れられてしまいます。