指数関数的に広がる苦しみ

Poetry from Hell Part 2: The Pain of Neglected LGBTI Kakuma Refugees

 

リンクに記事でアメリカの弁護士のメラニーがトランプのせいで指数関数的に苦しみが広がると書いてます。
LGBTI難民が救われていた大きな出口が一つ塞がった状態です。

 

トランプになってから、アメリカは一切LGBTI難民を受け付けなくなりました。
(ナイロビにいるLGBTI難民つまり、カクマキャンプで暴行を受けたことをケニア政府が認めた難民でさえ、アメリカ大使館はテロリストの疑いありとし、調査中のままで、受け入れをストップしています。トランプにとっては、イスラム過激派と、イスラム過激派に殺されるゲイが同じ仲間だというわけです。)

オバマ政権時は、ケニアから毎年40人以上受け入れていました。

結局、ナイロビのLGBTI難民もあまり第三国定住できず、カクマでは、面接さえも停止中。。。

その間に、LGBTI難民は、ウガンダにいたときと全く同じような状況になります。

キャンプ内で、他の難民から殺されそうになり、重症の怪我を負うのがデフォルト。

まだ、キャンプで亡くなったLGBTI難民がいないのが奇跡ですが、いずれ難民キャンプで殺されるLGBTが出るでしょう。

わたしは、本当の問題点は、汚職だと思っています。

カクマのUNHCR職員でさえ、汚職に手を染めています。

カクマUNHCRは、ナイロビUNHCRやジュネーブに対して、LGBTI難民を保護しているとウソの報告をします。

キャンプ内でのLGBTI難民に対する暴力を隠そうとします。

暴力があったと証明する書類をカクマ警察に出すよう求めると、必ず、賄賂を要求されます。

カクマUNHCRがそれに介入することはなく、キャンプ内の汚職を容認しています。

暴力があったことを証明する唯一の方法は、カクマキャンプ内のIRCの病院に残る記録だけです。

また、暴力を受けたことを証明できない限り、第三国定住の道はありません。

たまたま、カクマUNHCRに白人職員がいたときは、運よく、暴力があったことが認められ、

ケニア人職員だった場合は、無視されるか、賄賂を要求されるかのどちらかになります。
(ケニア人UNHCR職員は、白人がそばにいるときと、いない時では、LGBTI難民に対する態度がまるで違うと言われています)

そのため、ナイロビのUNHCRに比べ、カクマのUNHCRは、LGBTI難民から、ケニア警察のようにホモフォビックだと思われています。

だから、LGBTI難民は、ジュネーブ本部に助けを求めています。カクマUNHCRは、暴力があったことを隠そうとするからです。