オランダの動き

https://www.nrc.nl/nieuws/2020/11/29/oegandezen-staan-nu-gelijk-aan-leugenaars-a4021853?utm_source=NRC&utm_medium=whatsapp&fbclid=IwAR0fqf2oAV8lH0aFTnEr_y1sna5H–TZwCqEffNtAFhyDt413QSJUoo3tXo

 

オランダで在留資格をすでに与えた253人のLGBT難民のうち36人の在留資格を取り消すというニュース。

その人たちはLGBTではなかったからという理由のようです。これらの人たちは2014年から2017年の間で”Mensensmokkel netwerken”(human smuggling network)から学生または仕事で”すぐにつかえる”パッケージとして2500ユーロでビザを買ってオランダに直接入国したウガンダ人です。

オランダは現在アフリカからUNHCR経由でLGBT難民を受け入れていませんので、独自に自力で来た人たちに難民認定しています。

イギリスでもこういう問題が過去に起こったので、イギリスは独自に来たLGBT難民の認定を減らして、UNHCR経由を大幅に増やしました。

日本は正式にUNHCR経由でLGBT難民を受け入れていないので、オランダのような問題が当然起こると予想できます。

日本よりはるか以前からLGBT難民を受け入れて、ウガンダ人LGBTの状況についての知識を相当蓄積してきたオランダですらこのような問題が起きています。

おそらくイギリスのようにオランダもUNHCRにLGBTかどうかの判定を任せるようになるのではないかとわたしは予想します。

日本にも必要なことは、非正規ルートではなく、LGBT難民のための正規ルートをつくることです。

https://www.reuters.com/article/us-netherlands-lgbt-asylum-trfn-idUSKBN27L29M

This week the Dutch Immigration and Naturalisation Service (IND) said it had uncovered an organised network that was providing Ugandan asylum seekers with documents and training to pretend to be LGBT+ for about 2,500 euros ($3,000).

こちらの記事ではオランダの入国管理局は、ウガンダ人難民申請者に書類だけでなく、LGBTのふりをするための訓練までさせていた組織化されたネットワークの存在を明らかにしたとあります。

本来、ウガンダ人LGBTはアウティングされると住所氏名まで新聞に載せられ、二度と仕事が出来なくなるので一文無しになり、隣のケニアのUNHCRに庇護を求めてきます。 アウティングされた経験もなく、お金があるウガンダ人にはそのような”組織化されたネットワーク”を利用することができるのでしょう。

UNHCRを経由するルートならアウティングされたLGBTを救うことができます。また、そういう方法なら受け入れ側の国民の理解を得られます。