カクマキャンプに取り残されたLGBTIのうち、5人の救出に成功しました。この5人は間違いなくLGBTIだと、元カクマのLGBTIコミュニティーメンバーから確証があったからです。
彼らは、カクマのUNHCRの前で2か月野宿をし、置き去りにされたことを訴えてきました。他の難民や、ケニア警察からの暴行がひどくなってきたので、わたしたちが運ぶしかないと判断しました。
カクマのUNHCRは、ジュネーブ本部に対し、LGBTIが保護できていないことを知られたくないので、メジャーなメディアがジュネーブ本部に伝わるように報道しないかぎり行動を起こしません。
わたしたちは、車を手配し、5人をナイロビに運びました。
心配された検問も無事通過できました。
現在ニエリでLGBTIのための安全なシェルターを始めた元カクマのLGBTIコミュニティーリーダーのナマラがナイロビまで彼らを迎えに行ってくれました。
先日、ナイロビUNHCRのほうで、彼らはそのままLGBTI難民として扱ってくれると約束され、彼らの救出活動は一段落しました。