子供のころに骨折し、曲がってくっついたため、30分以上立っていられない障害のある難民の給付金が切られたため、また、抗議のメールをUNHCRとHIASに出しました。障がい者は助けると約束したことは反故にされたのでしょうか。
現在、健康なLGBTI難民は給付金を切られ、昨日、平和的デモをしたそうですが、頼みの綱は障がい者です。彼の家に健康な難民がなだれ込んでいます。
彼(X線写真の足の方)はコンゴ人で、思春期にゲイであることを自覚し、大人になってからカクマに来ました。子供のころ、戦争で家族を亡くし、大人になるまで親戚が育ててくれたのですが、その後は、出ていくように言われたそうです。
カクマでは、最初戦争の難民として登録しました。ゲイであることが怖くて言えなかったそうです。
しかし、当時、LGBTIコミュニティーは固まって住んでいたので、自然にLGBTIの中で住むようになったので、UNHCRにゲイであることをカムアウトできたそうです。
このように、戦争で来た難民にとって、LGBTIコミュニティーが固まって存在していたことの意義は大きかったのです。現在は、バラバラに住まわされているので、ウガンダ人以外は、UNHCRにLGBTIであることをカムアウトできなくなっているかもしれません。
悶々と、戦争で来た難民として、ずっとそこに住み始めるLGBTI難民が増えてくると思いました。
カムアウトすれば危険なので、第三国定住の権利があたえられますが、コンゴ人にとっては、カムアウトしにくくなってきていると思いました。
UNHCR前で抗議するLGBTI難民
ホームレスが増えています。