嬉しい知らせ

カナダからwhatsappで嬉しい知らせが来ました。

政治犯で20年以上カクマキャンプに避難していたウガンダ人男性がRainbow Railroadによってカナダに行けたのです。政治犯というのはウガンダの独裁政権に反対し、アライとして反同性愛法をやめるように主張していたからです。かなり昔から。 そのため、ウガンダ人LGBTから一目を置かれ、彼も助けるようにと願う人が多かった人です。
わたしは、2018年12月にカクマのLGBTが全員ナイロビに移されたとき、その人は残されてしまったので、ナイロビに行けるように支援しました。また、わたしがナイロビに行ったとき、実際会って思慮深い方だなという印象を受け、その後Rainbow Railroadに推薦状を2回ほど書きました。
 最近RainbowRailroadはカナダ人LGBTの寄付金で第三国定住をやっているのですが、悲しいことにUNHCRはLGBTの第三国定住を一切ストップしています。 50人ほどカナダにUNHCRが送ったのですが、すべて非LGBTの難民だったそうです。
LGBT難民は増えているのに、受入国は以前より拒否するようになっています。
反同性愛法がある東アフリカの国々出身の同性愛者はケニア北部のカクマキャンプに次々にやってきます。そこでLGBT難民として登録できるからです。現在ウガンダ人LGBTだけで数百人います。しかし、カクマキャンプは同じ周辺国から戦争で避難してきた難民がほとんどで、非常にホモフォビックで同性愛者に暴力をふるう難民が多いのも事実です。 そのため反同性愛法がない国がLGBT難民を受け入れる必要があります。 しかし、ウクライナ戦争以降、UNHCRの第三国定住はLGBT難民を後回しにしているのが現状です。