多数のホームレスの危機

朝5時にwhatsappをチェックすると、元カクマキャンプのグレートレイクスの65人(もともとの都市部難民も加わって76人)が貸家から追い出されたと。グレートレイクスというのは、アフリカの湖で、その周辺の国、ブルンジ、コンゴ、ルワンダから来たLGBTI難民です。トランジットセンターから国連の指導で、都市部生活を始めました。HIAS(ユダヤ人難民支援組織)が敷金と、家賃分を援助しました。うまくいっているとわたしは思っていました。わたしからの援助はあまりしなくても大丈夫だったのです。
65人分も、空き室がある集合住宅は、何か、不可解だとは思っていました。 大家は、空き室が多いので、渋々、LGBTI難民を受け入れたのです。9部屋に65人なのできゅうきゅうでしたが。
しかし、金曜日の夜に、警察のガサ入れが入りました。難民証を持っていない難民を探し、賄賂をとるつもりでした。しかし、65人全員、正規の難民証をもっていたので、すぐ事情聴取は終わりました。その後、付近の住民が、”こいつら、呪われたやつらだ”と、大家に訴え、噂がひろがり、地元のチーフ(村長?)が、彼らを追い出すように大家に介入したようです。
こういった場合、敷金は返してくれません。アフリカでは1か月分の敷金を借りるときに要求されます。
次に借りるとき、65人に、2か月分の家賃を払ってあげられる、寄付者はいません。
6月分の家賃を払ってしまっていますので、お金がありません。
国連もHIASも彼らをまだ無視しています。

ホームレスになるとLGBTIは、逮捕され、刑務所にいれられます。

9部屋のうち7部屋は閉鎖されました。小さい子供がいる2部屋だけ残してもらえたのですが、そこも立ち退きを迫られています。

RRCJは、食費だけ送りました。

 

直後に支援者友達のアメリカ人のBee が彼らのところを訪れたので、すぐGaystarsの記事になりました。

LGBTI refugees stoned and beaten after unlawful eviction