ブルネイの日本大使館にダメもとでメールしました。
以下内容。。。
東京にある一般社団法人Rainbow Refugee Connection Japanの
代表理事 嶋田聡美と申します。
LGBT難民の支援活動を行っています。主に、東アフリカのLGBT難民を支援しています。
このたび、ブルネイではシャリア刑法の施行といういうことで、日本でも多くのLGBT当事者が、悲しい思いを共有しています。
単刀直入に申しまして、ブルネイ日本大使館におかれましては、人道的配慮に基づき、ブルネイ人のLGBTを難民として日本に迎え入れるお考えはあるのかお聞きしたいのです。
もともと、イギリス統治だったアフリカで同性愛者を罰する法律が残り、そのため、LGBT難民があふれ、イギリスも責任を感じ、第三国定住という形で、アフリカからLGBTを受け入れています。
歴史的にみれば、ブルネイと日本の関係は、イギリス統治に代わる形で始まりましたので、日本政府が、ブルネイ人LGBTを難民として受け入れても、不自然ではありません。
当法人からの要望は、ブルネイ人LGBTの命を守ることです。
また、在ブルネイ日本大使館のwebsiteのシャリア刑法に関するページに、LGBT当事者に対する差別的表現が大使館によって書かれています。
それは、同性愛を異常性行為と同列にして書いていることです。
このような、人権侵害を含む表現は、他国の大使館のwebsiteにはあり得ないことです。
国連のSOGIに関する表明を知らない者が書いたと言えるでしょう。
同性愛は、異常性行為と同列ではないという基本的なところを学んでいただきたいと思います。
なにとぞ、ブルネイ人LGBTの人権、また、日本語ページを見る日本人LGBT当事者の人権に配慮したご回答があることをこころより望んでおります。
嶋田聡美
返事がきましたが、予想通り、LGBTI難民については、無視されました。
嶋田様
この度はご指摘を頂き有り難うございました。
ご指摘の部分につきましては、当国シャリア刑法の項目立てに従い記載したものでしたが、ご指摘を踏まえ今後は分けて記載することと致します。
ご意見を賜り有り難うございました。
在ブルネイ大使館 領事部