国連の施設でケニア警察がLGBTIを逮捕

Kitengela の国連施設に残っていたグラハムら16人は、ケニア警察に6月18日逮捕されました。

 

国連の施設だから安全だと思っていたのです。わたしもそう思っていました。まさか、国連が、彼らを警察に引き渡してしまうとは、思っていませんでした。

容疑は、LGBTIが固まって10人以上で生活していた というものです。

グラハムらは、何もケニアの法律は犯していないはずです。。。

 

5月24日のソドミー法継続の判決以降、ゲニア政府は、UNHCRに容赦なく、LGBTIを逮捕するようになっています。

グラハムは、最年少のレズビアン(12歳で遠いウガンダから、カクマキャンプに来て、レズビアンを狙った矯正レイプの被害を受け、ひどい精神疾患になってしまった)を国連の施設で守りたかったのです。

ここを出て、街中で生活させるのは、その子にとっては無理だと思っていました。
国連の施設に1月から6月までいて、トラウマは癒され始めていました。わたしからも、ぬいぐるみをプレゼントしたりしました。

まさかその子まで逮捕されるとは思っていませんでした。

2か月前、逮捕されたモゼスのグループと合わせると、現在、40人近くが、刑務所にいます。

すべて、UNHCRに助けを求めてきたLGBTI難民です。

日本のみなさんも、彼らに第三国定住(ここから、違う国へ)が必要な理由がわかってくれたら幸いです。

移住のプロセスは平均5年かかるので、その間に、ケニア警察に逮捕されてしまう難民が多くいます。