2019年ナイロビでグラハムとアンたちの部屋に泊まったとき、Oさんの吃音のことを相談されるとは思ってもみませんでした。
わたしも吃音で苦しんできたので何か運命的なものを感じました。
Oさんには自分らしく生きるようにと勧めました。
吃音がある人に”自信を持って話しなさい”というと余計吃音がひどくなるのです。わたしは自分の経験で知っていました。
最近読んだ海外の記事ではジェンダーの間違った押し付けが吃音をひどくする場合もあるという記事でした。その記事では吃音が出ているとき、その人はジェンダーニュートラルの状態であると感じるというものでした。
わたしの場合は、トランスによってかなり吃音が軽減されました。
ニュートラルな状態でいるために吃音は必要なものなのかもしれません。
Oさんには、いい子でいるより、悪い子になること、好きなことをやるのを抑えず、好きなことをどんどんやることを勧めました。
そう言ってもOさんは、好きな絵画に夢中になってはいけない、他のことも勉強しなきゃって思うようでした。
彼女もカナダに行けて好きな勉強ができますように。
RRCJはナイロビで彼女たちの生活費を支援しています。またクリスマスプレゼントで彼女に画材を支援します。