カクマ難民キャンプでは2017年以降に来たLGBTI難民数名が第三国定住の面接を受けました。
よい知らせなのですが、受入国がストップしています。
長期化するウクライナ戦争はLGBTI難民にも重くのしかかっています。
ウクライナ戦争開始後、いままでLGBTI難民を第三国定住で受け入れていたすべて国がストップしています。
ナイロビにいるLGBTI難民は2016年以前にケニアに来た難民ですが、まったく移住プロセスが止まったままです。
ケニアに逃げてきたLGBTI難民は貧しいLGBTI難民です。母国でLGBTIだという理由で迫害され仕事を失った経験を持っています。
一方、安全な国に飛行機で逃げ、難民認定されるのは裕福な人たちです。
裕福な人たちだけが救われるシステムに矛盾を感じています。
UNHCRの第三国定住は貧しい難民も救えるので期待していました。しかし、現在ウクライナ戦争の影響でLGBTI難民は置き去りにされています。