ガーナのアンチゲイ法が改悪されたようです。
どうもオーラルセックス、セックストイの禁止はウガンダと同じです。
周辺国がウガンダの影響を受けてほしくありません。
オーラルセックスの禁止はセックスワーカーがターゲットにされているのだと思います。
トランス女性の逮捕率は上がると思われます。
また、異性愛者の女性のセックスワーカーも逮捕を恐れて隠れてしまい、HIV予防プログラムなどに参加できなくなってしまい、
公衆衛生上逆効果となると思われます。
また性同一性障碍者には非常に気になる条文があります
who provides or participates in the provision of sex or gender reassignment, surgical procedure or any other procedure intended to create a sexual category other than the sexual category of a person assigned at birth
性同一性障がい者の性別適合手術、ホルモン治療を施した医師が罰せられるようになるのです。
ウガンダではホルモン治療もありませんが、ガーナとケニアでは数年前から女性の内分泌科医が中心なってホルモン治療を行っています。
ケニアではFTMに胸オペもあります。しかしガーナのこの法律が今度はケニアに影響を及ぼして性同一性障害者の治療も禁止という方向になりそうな予感がします。
アンチゲイ法から逃れる唯一の道として性同一性障がい者にはホルモン治療がありました。しかしそれが閉ざされた形となります。
ガーナでホルモン治療を受けいていた人は非常に非常に少なく、ほんの数人しかいなかったかもしれません。そんな少数派中の少数派のことがなぜそんなに政治家は気になるのでしょうか?