また犠牲者

https://kampalagaynews.blogspot.com/2019/08/hacked-to-death-kawere-fahad-21-years.html?fbclid=IwAR36sGcbCSbHxeeEwl7N3qyydFucUTTK_36RIAQQCcCsPwpXJuwdkhpLhC4

ウガンダでセクシャリティーを理由に殺された方がいました。

わたしの親友のシェリーの友達です。

ウガンダに残っているとこのようなことが起こるのです。

たんなるヘイトクライムだという問題ではありません。

LGBTIが殺された場合、警察は殺人犯の味方をするのです。

家族は起訴できません。

ウガンダが最も多くのLGBTI難民を出している理由はそこだと思います。

家族全員がLGBTIのことを死ねばいいと思っていたわけではありません。5人家族がいれば、たいてい一人くらいは、LGBTIを受け入れてくれる人がいます。

しかし、そういう人でも殺された家族のために殺人犯を起訴することはできないのです。

日本では、法律で保護することと、偏見をなくすことは関係ないという人がいるので、遅れています。
法律でどんなに同性愛者を罪にしても同性愛者が異性愛者になることはありません。

逆に、異性愛者は、同性愛者を殺しても罪にならない法律があると、一部の異性愛者は、殺人者になることができます。(同性愛者は異性愛者の親から生まれてきますので、異性愛者を否定することはできません。しかし、異性愛者は、同性愛者がいなくても存続可能なので、同性愛者を否定することができます。)

それくらい、法律は、人のモラルを変えてしまいます。
(ウガンダでは、親がLGBTIの子を殺すことがよくあります。同性愛者を死刑にするという法律が国会で審議されていたことがあるからです。実際は、その法律は、可決しなかったものの、事実上機能しています。つまり、LGBTIを殺しても罪にならないのです。)

ウガンダのゲイのお友達からの最新情報では、犠牲者の家族は、殺人犯を起訴しないそうです。それで、LGBTIコミュティーが起訴する方向なのですが、恐らく、資金難の壁があり、それを西側の支援者が負担したとしても、検察側は、殺人犯が誰かわかっていても証拠不十分などとすることが多いので、難航すると思われます。