カクマ便り。ケニアのロックダウンの直前に54人の新たなLGBTI難民がナイロビからカクマに運ばれました。なんと、現在260人のLGBTI難民がカクマキャンプにいます。過去最大数です。70パーセント以上がウガンダ人だとのこと。やはり、去年、LGBTIを死刑にする法律をまた作ると政府が発表したことの影響がずっと続いています。
そして、最近カクマでLGBTIが虐待される写真が来ないと思ったら、コロナで配給食以外は、全く家から移動できなくなっているので、被害者の写真をとってあげる人がいないそうです。
コロナの影響で、LGBTIでない難民はイラつき、LGBTIへのハラスメントは増えているそうです。
キャンプ内の移動制限のためにカメラ付きのスマホをまだ持っている人が被害者の写真をとりに行ってあげることができないということをわたしはウッカリ想定していませんでした。
ちなみにカクマで一番よく連絡をとっているウガンダ人ゲイの方の電話は、whatsappのみができる電話で、スマホではなく、カメラがありません。