カクマUNHCRはナイロビUNHCRに彼女を助けたと嘘の報告をしました。
やったことは、カクマUNHCRとRASケニア難民局が来て、彼女に、元の放火されたままの廃墟のシェルターに帰れと命令したことだけです。
盗まれた配給食の補填もありません。RRCJが援助しているパンだけです。
彼女は恐ろしくて戻れません。
放火した犯人のスーダン人がすぐ近くに住んでいるのですから。
しかも、屋根もなく周囲にシートもない、柱だけのシェルターです。
どこで野宿しても同じではないですか!?
UNHCRはホモフォビックなスーダン人に放火された彼女のシェルターを一か月直そうともしていません。
彼女は雨のなか、ずぶ濡れになって、外で寝かせられました。
毒蛇にも襲われそうになりました。
LGBTI難民の扱いはこうなのです。
ケニア人の市場の人も彼女のことがあまりにも可哀そうと、カクマ警察に放火を認めるよう嘆願しました。
市場の人からわたしに連絡があるとは、相当なことです。
しかし、カクマ警察は、放火を認めて欲しいなら賄賂を払えと言ったそうです。
被害者がLGBTIの場合、賄賂を払わない限り、絶対に捜査しません。
そうなのです。カクマキャンプでLGBTI難民の人権が認められない理由は、汚職と密接に絡んでいます。
カクマUNHCRは、カクマのケニア警察の味方をしますので、放火と認めませんでした。
だからといって、屋根がないシェルターに帰れと命じるのは無情以外の何物でもありません。
彼女は、付近のスーダン人からレズビアンであるという疑いをもたれており(もともとLGBTIコミュニティーがあった場所に住まわされたので当然です)彼女は首を絞められ、ついにテントごと焼かれて殺されそうになりました。
こういった事実を汚職が原因でもみ消されそうになっています。
アメリカのLGBTI難民専門の弁護士メラニーナタンは、ブログで抗議声明を出す予定です。