ケニアLGBTI難民と生活記 その2

9日はグラハムの難民の家に泊まりました。

彼はカナダに移住が決まっているLGBTI難民でもあり、同時にわたしのスタッフをカクマキャンプのときからやってくれています。

気心がしれたお友達なので、何でも話し合えます。

UNHCR(HIAS)から給付金はでているのですが、12月に打ち切られる予定なので、深刻な雰囲気も漂っていました。わたしからの支援金では賄えないので、路上生活者になり警察に逮捕される可能性がまたあります。

彼のグループはつい最近までケニアの刑務所にいましたから。(国連の施設にいたのに逮捕されたのです)

不安材料満載ですが、カクマで会って以来の方がたと再開し、一緒に食事し、泊まらせてもらいました。

わたしは、シェリーとカクマで異性愛者から矯正レイプされ、精神疾患になってしまったレズビアンと3人で寝ました。

彼女の精神疾患はナイロビに来てだいぶ治ったのですが、ひどい吃音に悩まされています。

わたしもかつて吃音がひどかったら、自分らしく生きられるようになると結構治るよと励ましてきました。

寝る前にグラハムが先導して、カトリックの方たちとは、ロザリオの祈りができました。

アパートの4階なのですが、水が出ません。とてつもなく重い水が入ったジェリカンを一階から毎日もってこないといけないのです。

安いアパートはこうなのですよね。

カクマキャンプで、バレーボールをするはずだったデイビッドとようやくあえてバレーボールをしました。

嬉しかったです。

人には聞かせたくない悩みも相談されました。

ドアを締めて、わたしと一対一で面談したいという難民が順番待ちになりました。

 

バレーボール