兵糧攻めが終わったら、病気攻めの国連

LGBTI難民のための国連の避難施設transit centerから立ち退きを拒否した20数人は、交渉し、

再び、食料の配給は受けられるようになりました。(一時、食料を打ち切られ、食糧費の負担もわたしたちがやりました)

先週は、まだ、イースターの休日のため、国連と契約していた病院が契約解除のままになっていたので

治療費と交通費をわたしたちが支給しました。

しかし、グラハムによるとナイロビUNHCRのトップのBurgy もtransit centerの難民の治療費を国連が負担することを拒否したままにしているというのです。

RRCJは、小さな支援組織であるため、今後、transit center の医療費支払いをずっと国連が拒否した場合、わたしたちが、永久に全額実費で支払いを続けていくことは困難です。

UNHCRにわたしもメールして懇願しなければなりません。

国連の施設にいる難民は、まだ国連管理下にあるため、医療費は、国連が負担していました。

それをいきなり解除し、意識不明の患者が出てしまいました。もし、死んだら、誰が責任をとるというのでしょう?

現在、欧米のLGBTI難民支援組織は、都市部難民の支援で手一杯で、transit center はRRCJに任されています。

病院までの交通費だけならまだしも、医療費全額負担を国連がRRCJに押し付けるのは、理不尽です。

 

(注、緊急避難施設、transit centerからLGBTI難民が立ち退き拒否をしている理由は、現在、都市部難民に現金を支給しているユダヤ人難民支援組織HIASは、半年しか、お金を支給しないと言っているからです。以前もHIASが支払い困難になったとき、多くのホームレスが生じ、手錠をかけられ、カクマキャンプに送られたという経緯があり、それを恐れているからです)